明日(8日)から 3 Continental Film Festivalが開催されます。この映画祭に出品する映画はアメリカ・アジア・アフリカの3大陸で撮影されたドキュメンタリーで、全ての映画がHuman Rightsをテーマにしている物。今年出品される映画は、Price of oil (石油の代償)、Terms of trade(フェアトレード等)、Ceasefire!(紛争)の3つのテーマに分かれています。
今日行われるオープニング・ナイトの招待券をもらったので、行ってきました。 簡単なリセプションの後、記念すべきオープニングを飾る映画「The Refugee All Stars」を観賞。すごく良かった!!!!!! 日本でも長く続いた紛争で有名(?)なシエラレオネの内戦を逃れ、隣国ギニアの難民キャンプで結成されたバンド、The Refugee All Starsの物語。映画はバンドに焦点を当てながらも、難民が抱く苦悩やトラウマ、難民返還に伴う問題などを描いており、難民問題がいかに複雑で難しいかを認識します。シエラレオネだけではありませんが(ルワンダもコンゴも・・)、ギニアの難民キャンプで生活している人々は、半政府軍から身体の一部を切断されたり、目の前で家族を殺害されたり、自らの手で自分の子供を殴り殺すよう命じられたり・・想像も出来ないような残酷な行為を経験した人ばかり。シエラレオネの紛争が終結し、UNHCRが難民の帰還を促しても、シエラレオネは本当に平和なのだろうか・・また紛争が起きるんじゃないか・・母国を想う反面、過去に直面するのを避けたい思い。そんな中でも将来に対する希望を持ち続けるのがThe Refugee All Starsのメンバー達。自らの経験や苦悩を曲にし、同じ境遇の難民達を少しでも癒すことが出来れば・・と音楽を作り続ける姿勢には脱帽。 というか、いくら理解しようとしても、恵まれた環境で育ち生活している私なんぞには理解することが出来ないほどの苦しさ、悲しさを彼等は抱えているんだよな・・。最近勉強にあまり身が入っていなかったけれど、この映画を通じて、今学んでいる事の重要性を再認識できた気がする。 The Refugee All StarsのHPで彼等の音楽を聴くことが出来ます。シエラレオネでレコーディングされた彼等の曲を視聴することも可能。一部のメンバーを除いて、彼等は2004年にシエラレオネへ帰りました。彼等の収入源はこのCDとコンサートの売上げ(ちなみに10月からアメリカ&カナダツアー決定!!)。 Lets do what we CAN do...support them and give voice to the millions of refugess and the displaced poopulations in the world today. ■
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by joburg
| 2006-09-08 07:31
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