カテゴリ:治安( 5 )
死体がゴロゴロ?!
とうとうヨハネスブルグの犯罪も、人間の手では管理出来ないほど悪化してしまいました。そこで南アフリカ政府は本日から警察ロボットをヨハネスブルグなど犯罪率の高い地域に24時間体制で配置することを発表しました。それでは、この警察ロボット(通称ロボコップ)の華麗なる活躍ぶりをご覧頂きましょう。

プププッ。
ロボコップだなんてもちろん嘘ですよ!

南アフリカにロボコップを開発する技術&資金なんてありません(ってそういう問題?)。
このビデオはデジタル効果を使った、Tetra Vaalという会社のプロモーションビデオなのですが、上手く出来ていると思いませんか?撮影場所のSoweto(旧黒人居住区)での銃撃戦とかリアルで驚きました。でもロボコップは本当にロボットなのかな?ロボットの動きを見ていると、何だか中に人が入っている様に見えるのだけど、背中にチャックなんかがあったら面白いかと。しかし、こんなのが銃をもって町中を歩いていたら、みんな唖然ですよね。それこそワールドカップ開催出来なくなっちゃいます(笑)。

作り物とはいえ、このビデオを見て「ヨハネスブルグってこんなに危険な街なんだ・・」と思う人もいるかもしれませんね。何故かと言うと・・ネット上でヨハネスブルグの「危険な噂」が出回っているのですが、これがまたスゴイんですよ。読んで驚かないように・・

題して:「死にたい人にお薦めの危険な街ヨハネスブルグ」

・軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた
・ユースから徒歩1分の路上で白人が頭から血を流して倒れていた
・足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると死体が転がっていた
・車で旅行者に突っ込んで倒れた、というか轢いた後から荷物とかを強奪する
・宿が強盗に襲撃され、女も「男も」全員レイプされた
・タクシーからショッピングセンターまでの10mの間に強盗に襲われた。
・女性の1/3がレイプ経験者。しかも処女交配がHIVを治すという都市伝説から「赤子ほど危ない」
・「そんな危険なわけがない」といって出て行った旅行者が5分後血まみれで戻ってきた
・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った旅行者が靴と服を盗まれ下着で戻ってきた
・中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。一度襲われてまた教われる確率が50%の意味
・ヨハネスブルグにおける殺人事件による死亡者は1日平均120人、うち約20人が外国人旅行者。


えーと、ヨハネスブルグって戦場だったっけ?!
「ござをめくってみると死体が」って・・大体南アフリカで「ござ」を見た事がないぞ!!警察もいるんだし、そんなあからさまに死体が転がっているなら、すぐに撤去されると思うのですが・・。これを読んでいると、ヨハネスブルグは一歩外に出ると血まみれになるくらい襲われるか、殺されるか・・の地獄のような街、という感じがするのだけれど、そんな街で暮らしている私って一体何者なんだー。武術の達人でもありませんよ、本当に悲しいくらいフツーの日本人女性が、こんな「危険なヨハネスブルグ」でどうやって暮らしていけるんだよ〜。外出する時は常にAK47を背負っているとか、タンスの中身は全て迷彩柄とか(笑)?実は隠れ軍事マニアです・・とか告白しちゃったり?! そんな訳ナイナイ。

南アフリカ全体の年間殺人件数が約2万件でしょ、という訳は1日の殺人件数が約55件。このうちほとんどがタウンシップ(旧黒人居住区)内だから、ヨハネスブルグの殺人が「1日120件」というのは多すぎだと思います・・もちろん殺人は怖いけれど、南アフリカの殺人件数って日本の自殺件数と同じくらいなんですよね。そう考えると、日本も十分怖いですよね。
ヨハネスブルグでも常識さえ守って行動していれば(危険地域へ行かないとか)大丈夫ですよ。もちろん強盗などの防げない犯罪もあるけれど、ヨハネスブルグはこの「噂」ほど危険な街じゃないですよ。確かに自由に外を歩くことが出来ないし、公共交通機関はめちゃくちゃだし、ワールドカップ開催に向けて、治安は非常に大きな問題だけれど大体ヨハネスブルグで強盗にあっているのは、「世界一危険な街を制覇してやるっ!!」とか訳の分からない意気込みでヨハネスブルグの危険地域をフラフラと歩いているバックパッカーが多いんですよね。見知らぬ土地へ旅する時は、ちゃんと下調べをしてから行きましょー。

結論:この噂は信憑性が低い!日本と比べると、ヨハネスブルグは確かに犯罪率が高く、危険な街ですが、常識を守った行動をする事で、ほとんどの犯罪は回避できます。ただ南ア在住ではない外国人が旅行するのは難しい国だと思います。南アへ旅行でくる際には普段以上に下調べを念入りに。

けれど間違っても実写版「北斗の拳」なんて事はありませんので。そんな噂を流している奴には南ア人の鉄拳が飛ぶぞー。アタタタタ〜!!
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by joburg | 2006-12-08 16:17 | 治安
ヨハネスブルグ犯罪多発地区(Yeoville-Hillbrow)
サンゴマのマーケットを出発した車はイェオビル(Yeoville)へ向います。Yeovilleは隣のHillbrowと並び、ヨハネスブルグで最も犯罪率が高いと言われている地域です。凶悪な犯罪も多く、この地域を管轄している警察は「世界で最も忙しい」なんて言われるほど。私もヨハネスに来た当初から、この地域にまつわる危険な噂を頻繁に聞いていた為(過去記事参照)、一度道を間違えてHillbrowに迷い込んだ以外は(すぐに気付いてUターン!)興味はあったものの、足を踏み入れる事はありませんでした。そして参加した今回のツアーは、なんとYeovilleとHillbrowのツアーだけでは無く、あのポンテ・タワー(Ponte Tower)の内部まで連れて行ってくれると!!
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ヨハネス在住の方は「Ponte Tower」よりも「Vodacomビル」と言った方がピンと来るかも?
ヨハネス中心部に立ち、夜は携帯会社「Vodacom」と書かれたネオンが光る円柱の建物です。
高く目に入りやすい建物なので、ヨハネスの地理に詳しくなくても「あのビルの近くが危険地域」と目印に使っている人も多いのでは。

車がYeoville→Hillbrowと進むにつれて、60年代風のアパートが見えてきます。今では移民(特にナイジェリア人とコンゴ人)にとってのPort of entryとなり、麻薬や人身売買などの違法取引などが行われる地域となってしまいましたが、60〜70年代後半にかけて、Hillbrowは南アフリカ中で1番人気の高い「高級住宅地」でした。ヨハネス市内が見渡せる丘の上には現在でも十分通用するようなお洒落なアパートやマンションが建ち並んでいます。その中でも今回訪れるPonte Towerは当時最も人気が高く、著名人や芸能人から引っ張りだこ。

Ponte Towerは1975年に完成。マンションとショッピングセンターを備えた円柱のタワーは、当時のメディアから「地球上の天国」と言われたほど。最上階にはサウナやバーが完備されている6個のペントハウスがあり、全室70年代風の家具で統一されたいたそうです(ドイツのポルノ映画の舞台によく使われていたそうです。何となくイメージが沸きません?笑)。80年代に入り、アパルトヘイト政権崩壊の始まりと共に、人々は中心部から北へと移動を始めます。同時に、移民の入国規制も緩和され、多くの外国人(アフリカ諸国からの)がHillbrowに住み始めました。90年代、Ponte Towerには犯罪者(主にナイジェリア人の麻薬売買人)が住みつき、Hillbrowの劣化を促進。1998年にはタワーを刑務所として使う計画が浮上したほど、Ponte Towerは危険とされていました。ここ数年でPonte Tower内部及び周辺の警備が強化されたそうですが、やはり危険な場所には違いがありません。

・・と車がタワーの入り口(車用の裏口)に到着。警備員にゲートを開いてもらい、中へ進むとそこはタワーの駐車場だった。意外にも駐車場にはレクサスなどの高級車が停まっていて驚いたが、タワーに麻薬売買人が住んでいる事を考えると不思議じゃない・・。b0053164_5105586.jpg

駐車場から見える景色。確かにキレイ。最上階から見える夜景はスゴそう。
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前回のツアーでは乗っていたエレベーターが故障して、エレベーター内に30分閉じ込められた経験があるらしく、今回は階段を使うことに。

細い螺旋階段を登ると、タワーの内部(円柱の真ん中)は空洞であることを発見!そして中央部分は吹き抜けになっていた。b0053164_5171949.jpg

階段から撮ったタワー中央部分の写真。とても分かりにくい・・ごめんなさい。
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www.ambweb.org/?m=200509から頂いた写真。この方が分かりやすいかな?
建物内部に入り、以前はショッピングセンターであった階を探索すると、今では教会や幼稚園などが入っている様子。住んでいる人全員が犯罪者ではありませんが、内部はとても静かで人の気配が無く、何となく怖かった。管理人がお休みで、最上階の部屋を見せてもらう事は出来ませんでしたが、毎日眺めていたPonte Towerに入る事が出来ただけでも満足でした。

ちなみに、最上階のペントハウスですが、月R3,900(約6万3千円)で借りることが出来ます。まだ1部屋空いているそうですが、犯罪以外にも自殺の名所としても有名なPonte Tower、南アフリカの別荘としてドウデショウ?!

注:ヨハネス市内を歩いたりPonte Towerに入ったり・・私は日曜日の朝、その土地に詳しい方に連れて行ってもらいました。日本と比べると治安は非常に悪く、アジア人は目立つため狙われやすいので、絶対に興味本位で行かないで下さいね!!また、「こんな危険な場所へ来たぞ!」と自慢して武勇伝にするような気持ちは全くありません。あくまでも勉強の為ですのでご了承を・・その割には内容が薄いよ!と言わないで〜(涙)

それではペントハウスの入札をクリックで開始〜!
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by joburg | 2006-07-09 06:08 | 治安
ヨハネスブルグ市内(Marshalltown周辺)
1ヶ月近くご無沙汰してしまいました。先月まで毎日長時間パソコンに向って書き続けていたからか、試験が終了すると全くと言っていいほどパソコンで「何かを書く」気になれませんでした〜。こんないい加減なjoburgですが、これからもヨロシクお願い致します・・という訳で新しいスキンに変更し、冬休みで怠けてしまった自分に「喝」を入れるつもりで頑張ります★
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前回の「ヨハネスブルグ都市開発ツアー」の続きです。
Newtownをぐるりと歩き、炭坑夫の寮の跡地などを見学した後は、歩いてヨハネス市内へ繰り出します。とは言っても市内のビジネス街(commissioner通り周辺)なので、あまり危なくはありません(女性一人で歩くのはお勧め出来ませんが)。
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日曜日の朝だったので、ほとんどの商店が閉まっており、通る車もまばらでした。

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右の建物の壁にかかっている看板には「help my krap winkel」と書いてあります。これは「何でも売っています」という意味で、日本で言うならばコンビニみたいなお店ですね。
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治安面に関してですが、ヨハネス市内(ビジネス区)では、ここ数年で↑このような監視カメラが大量に設置されました。南アの統計機関によると、これにより大幅に犯罪が減ったとの事ですが、この統計を公表しているのは南ア唯一の統計機関。しかも度々間違った統計を公表する事でも有名な悪名高い機関でもあります。すなわち、「監視カメラの設置により犯罪減少」というデータの信憑性は低く、実際に市内に住んでいる人達からは、「犯罪は大して減っていない」という話を聞きます。ただカメラの設置により、犯罪に対する警察の対応が早くなったのは事実なので、これが犯罪減少に繋がっているのかもしれません・・。
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問題だらけのHome Affairs(内務省)の横を通り、Diamond is forever...で有名なDe Beers本社に到着。悪い噂が常に付きまとっている会社ですね〜。建物はダイヤモンド・カットのデザインだそうです。
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アパルトヘイト政権時から、ヨハネス市内には↑このように1階が商店、2階が住居になっている建物が多くあったそうです。ちなみにこの近くにはマンデラ氏が暮らしていた家があります。アパルトヘイト政権崩壊後、南ア政府はこの家を記念館にしたかったそうですが、この家には既に長年住んでいる家族がいたそうです。これを知ったマンデラ氏は「国民の為にならない記念館を作るより、一家族の幸せと安全を保障した方が良い」と、記念館設置の計画を中止したそうです。これが本当の話か知りませんが・・?!

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by joburg | 2006-07-05 06:08 | 治安
近況報告
学生生活が始まってから初の試験期間を迎えています。
そんでもって、何歳になっても計画性の無いjoburgは死んでいます(笑)。
大学の頃に比べると明らかに文章力が乏しくなっていて、次から次へと書かなければならない論文の山に頭を抱えています。あ〜ドラえもんが欲しい(ってこの年で言う事じゃない・・!)。

先程アメリカにいる兄とSkypeで話していたら、親に送ったゲイシャの写真を見たとのこと。
あまりにも「気持ち悪かった」ので、職場の人達全員に転送したところ、肝の座った(?)アメリカ人でさえ仰天していたそうです。ゲイシャの威力を痛感したというよりも、3年近く会っていない妹の化け物写真を見知らぬ人へ転送する兄の心遣いを感じました。

さて、息抜きに家の掃除でもします☆
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by joburg | 2006-05-25 20:28 | 治安
ヨハネスのタウンに繰り出す
先日家具関係の仕事をしている友達から こんな↓ イベントに招待されました。
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Prop Starsというのが友達のお店の名前なのですが、
単なる家具屋では無く、テレビや映画のセットに貸し出す家具を扱っているので、とってもオサレな家具がたくさんあるんです。
年に数回、これらの家具を一般向けに販売する為に、イベントを開いてお客さんを呼び寄せているそうです。

DJもいるし、なぬなぬ・・生牡蠣が食べ放題、カクテルも飲み放題。グルービーな音楽を聴きながら、美味しい牡蠣をたっぷり食べて、素敵なカクテルもグビグビ飲んで、ヘベレケに酔ったついでにオサレな家具なんぞ安く買えたら最高~♪

で、これがそんな夢のような一時を味わえる会場の場所

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ハッ!!


ヨハネスブルグ・ダウンタウンじゃないっすか。あのジンバブエからバスに乗ってやってくる日本人バックパッカーが首を絞められて必ず襲われる(殺されません。盗まれるだけ)ヨハネスブルグ中央駅の近くじゃないですか。

このまま道を真っ直ぐ行くと、あの悪名高きVodacomビルじゃないですか。
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数十年前はお洒落なスポットとしてバーやお店が立ち並んでいたヒルブロー。
ショッピングセンター&高級アパートとして人気のあったVodacomビルですが、今やナイジェリア人(ほとんどが不法移民)の住処となり、南ア人からも恐れられています。噂では麻薬取引のメッカになってるとか・・

おっと!こんな事を言ったらダメダメ
こういう噂が流れるから、ヨハネス=凶悪犯罪都市 のイメージが定着しちゃうんですよね。

とりあえず地図の通りに進むことにし、ヨハネス・タウンに入って15分後、無事到着♪パーティー会場の建物の前には警備員がいて、車を安全な駐車場へ誘導してくれました。中に入ると、早速カクテルバー発見☆その奥にはチーズ、生牡蠣、パンなどの軽食もあります。
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普段は家具を置いている倉庫かと思われる会場には、お洒落な家具が点々と置いてあり、招待客は好きな家具に座ってリラックスするのも良し、ダンスフロアで踊るのも良し、という感じです。

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オーストリッチの皮で出来た椅子。3万円弱でした。意外と安い・・。
パーティーが終わり会場を出ると、消防車・救急車・警官がスタンバイしてるじゃないですか。これなら夜遅くなっても安心ですね♪ 
もちろん女一人で夜遅くまで居る所ではありませんが、帰りの道にも警察の車を良く見かけましたし、飲酒運転さえしなければ、意外と大丈夫・・な印象を受けました。

これ↑を書いた後、私の同僚の妹夫婦が経営しているスーパーに強盗が入り、暴行を受けたのち、旦那さんは射殺、奥さんは拳銃で頭を強打され、大怪我をしたという話を聞きました。場所はヨハネスブルグ・タウンから30Km程離れた郊外。

このニュースに驚いていたら、南ア人の友人が、
「南アフリカにいる限り、必ず家族や友達を犯罪で失った人に会うよ・・」
と悲しそうに言っていました。

一日も早く犯罪が無くなる日を祈っています。
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by joburg | 2005-06-30 16:08 | 治安