南アフリカへ来ると決まった時、私が一番心配したのが「言葉」でした。イギリスの植民地だったので英語は使えるはずだけど、もしかするとアパルトヘイト政権崩壊後に公用語が英語から南アフリカの部族語に変わっていたらどうしよう・・と。ガイドブックを見ると、南アフリカの公用語は11個もあるなんて書いてあるし!ちゃんとコミュニケーションが取れるのか不安でした。
南アフリカに11個の公用語があるのは本当です。ですが、ヨハネスブルグ、ダーバン、ケープタウンなどの主要都市で使われているのは主に英語。これに少しのアフリカーンズとズールー語を話す事が出来たら怖いものナシ。 英語が分かればOK。 これなら問題ないじゃーん、と安心して南アフリカへ来た訳ですが・・ 英語が英語じゃなかった。 いえ、言い方が変ですね。ちゃんとした英語なんですよ。イギリス英語もアメリカ英語も通じるんですよ。ただ、なんじゃこれ??!! っていう南アフリカ特有の単語が結構あって、最初はその単語を聞くたびに「この人何言ってんの?」と頭の中がハテナだらけになっていました。 そこで、私が驚いた南アフリカ英語TOP10! 10位:Howzit(ハウゼッ) 英訳:Hello or Hello, how are you? 和訳:こんにちは、調子どう? 答え方:Hi, or Thanks, and you? 9位:Cheers(チアーズ) 英訳:Thanks or bye 和訳:サンキュー、じゃあね。 これはオーストラリアでも聞きますよね? 8位:Packett(パケッ) 英訳:Plastic bag 和訳:スーパーでもらうビニール袋 これはイギリス英語? 始めてスーパーへ買い物に行った時にレジのオバちゃんに「Do you need a packett?」と聞かれ、「タバコ1箱(pack of cigarette) 欲しい?」と聞かれているのかと思いました。 7位:Jersey(ジャージィ−) 英訳:Sweater 和訳:セーター これもイギリス英語かなー。セーターを着ていたら「素敵なジャージーね」と言われたのですが、「ジャージー」→「ジャージ」と聞こえて、全然誉められてる気にならない・・。あ、でもアメリカ英語でJerseyは軽いジャケットですよね? 6位:Lekker(ラッカ) 英訳:Good, really good 和訳:サイコー。 これはアフリカーンズから来た言葉ですね。ご飯を食べていて「美味しい!」と言いたい時にも使えます。「This food is Lekker!」 5位:Bakkie(バッキー) 英訳:Pick up truck 和訳:ピックアップトラック(日本語で何て言うんだ・・) 南ア人はバッキーが大好き。Nissan、Toyotaが人気かな? 4位:Takkies(タッキー) 英訳:Sneaker 和訳:スニーカー、運動靴 「タッキー」ってアメリカ英語では「ダサイ」って意味もありますよね・・。 3位:Braai(ブラーイ) 英訳:Barbeque 和訳:バーベキュー 南ア人の命、ブラーイ。日本のバーベーキューと違って、とにかく肉だけを大量に焼くのがブラーイ。 2位:Stiffy(スティッフィー) 英訳:Floppy Disc 和訳:フロッピーディスク フロッピーディスクは固い=Stiff なのでStiffyだそうです。 1位:Robot(ロボット) 英訳:Traffic light 和訳:信号機 これは未だに理解不能。南ア人にこの言葉の由来を聞いても、誰も知らないし。始めて南ア人から道案内を受けた時、「2つ目のロボットを右に曲がって」と聞いて、道端にロボットが立っていると真面目に思った・・。 とまあ変わった単語ばかりですが、3年も南アフリカで生活してしまった私は、このTOP10の単語を当たり前のように使っています。
by joburg
| 2007-02-17 00:33
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