アパルトヘイトと犬の関係
私は動物が大大好きです。
けれど残念ながらアレルギー持ちで、猫と馬には近付く事が出来ません。他の動物は平気なのに、何故か猫と馬。多分前世で猫と馬を散々苛めたに違いない・・。

動物大好きな私なので南アフリカにあるゲームリザーブ(野生動物がいる公園)で動物を見ている時のワクワク感は表現出来ないほど最高☆けれど所詮は野生動物。触れたり一緒に戯れたりは出来ません。いや、食べられても殺されてもいいから一緒に遊びたい!というなら別ですが・・まだまだ命が惜しいのです。となると、やっぱり毎日側にいてくれるペットが欲しいんです!けれど日中外出している時にペットを家に置いておくのは可哀想ですよね。それにいずれ帰国するとなると、色んな手続きが必要だし、東京で大きなペットを買うのは可哀想だし・・こういう事を考え始めると、なかなかペットを買う機会がありません。このストレス(?)を発散するために、ラブラドールを飼っている友達の家へ頻繁に行き、数時間遊ばせてもらっています(笑)。先日、この友達が数日間旅行で家を空ける事になりました。もちろんこの間、お犬様のお世話をさせて頂くのは・・この私!

我が家は大型犬を飼うには狭いので、友達の家へ勉強・仕事道具を全て持って行き、日中を友人宅で過ごしました。このラブラドールの名前はプンバと言い、とっても可愛くて大人しいのですが、数ヶ月前に生まれた時から一緒に暮らしていた兄弟を亡くしてしまい、それ以来究極の寂しがりやになってしまったそうなんです。
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常に側に居て、こうやって膝に頭を乗っけて甘えてくるんです♡
夕方になり自宅へ帰ろうとすると、1人(1匹?)になるのが分かるのか、クンクン泣くんです・・( p_q)可哀想。このまま泣き続けると近所迷惑にもなるので、私のアパートへこっそり連れて来て(うちは大型犬禁止・・)、夜は我が家で寝させる事になりました。
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とても大人しくてイイ子でした、けどこの後が大変だった。ラブラドールってもんのすごく毛が抜けるのね・・もう床に這いつくばって雑巾がけ&掃除機のコンビネーションを繰り返し3回ぐらいして、やっと奇麗になりましたよ。

で、ここまでタイトルとほとんど関係の無い事を書いてしまった訳ですが、アパルトヘイト政権下、警察に限らず多くの白人が、人種差別を徹底する為に「犬」を利用していました。犬が黒人に向って吠えたり攻撃したりするように、犬が訓練されていた訳です。残酷な話ですが、当時の警察で犬を使う部署には必ず黒人職員を雇っており、犬に黒人の匂いを覚えさせるために利用されていました。もちろんその黒人職員には犬に噛まれても怪我をしないような配慮はされていたそうですが(訓練用のスーツを着たり)、黒人を攻撃するように犬を訓練させるなんて悲惨な話ですよね。ただ驚いたのが、アパルトヘイト政権が崩壊して10年以上経った現在でも、多くの犬訓練所では犬が黒人に向って吠える様に訓練させられていること。白人が所有する高級住宅地へ行くと、シェパードやドーベルマンなどの番犬が庭にいて、家の前を通りかかる黒人に向って吠えている光景は未だ目にします。この為に、アパルトヘイトを生き抜いた黒人の多くは大型犬がとても苦手。ラブラドールを飼っている友人宅のお手伝いさん(黒人)も、「大型犬には嫌な思い出があるから怖い・・」と言っていました。タウンシップ(アパルトヘイト政権時代の黒人居住区)で暴動が起きると、警察は警察犬を人混みの中へ放ち、警察犬に殺された人も居たそうです。動物に「差別」を教え込む当時の政策、そして現在の南アの社会は・・おかしいです(私は腐っていると思っていますが)。
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by joburg | 2006-12-04 17:32 | ビックリ!
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