ソウェト③
バス・ターミナルの向かいに、南半球最大の公共病院クリス・ハニ・バラグワナス病院があります。ここには小泉首相が厚生大臣時代に訪問し、医療器具を贈与しています。
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南アでは、医者や看護師を含む病院職員の給料・待遇が非常に悪く、多くの優秀な看護スタッフは、より良い待遇を求めてヨーロッパや中東へ移動してしまうので、南アの公共病院は職員不足に陥っています。そのため、公共病院のサービスは非常に悪く、診察を希望しても3~4時間待つのは当たり前です。
病院の敷地内へ入ると、古い建物が並んでおり、壁にヒビが入っていたり窓ガラスが割れていたり、とても殺伐とした雰囲気です。

一般病棟へ向かって歩いていると、突然警察が小走りに寄ってきて、
「君達は中に入っちゃいけない」と言います。
そこまで病院内を見たい訳では無かったので、警察に従い敷地から出ましたが、
バラグワナスは公共病院なのだから、本来ならば私達が入っても全く問題は無いはずなんですよね・・?一緒にいたソウェト在住の友人に理由を聞くと、「バラグワナス内は問題をたくさん抱えている病院なので、外国人に中を見て欲しくなかったんだろうね」と言っていました。
確かに何も知らない外国人が観光気分で病院を見学するのは失礼だと思いますが、
このように外部者を遮断してしまうほど、多くの問題を抱えているという事はとても哀しいです。
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by joburg | 2005-08-15 15:33 | ヨハネスブルグ
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