【祝】初講師
先週、ヨハネスのHyattホテルで開催された「Business Etiquette Conference」というセミナーへ、ゲスト講師として参加してきました。このセミナーは主に会社の秘書を対象に、ビジネス上でのマナー、スケジュール・会議管理、E-mailマナーなどを3日間にかけて教えるMarcus Evans主催のもの。

参加者の多くは海外で活躍している企業で働いており、仕事上で外国人と関わる事が多いので、最終日の3日目はフランス語・日本語・(そして何故か)ポルトガル語の語学・文化講座があり、(私の本職とは全く関係無いのですが)以前Zulu語を習っていた語学学校からの紹介で私に連絡があり、面白そうだったので参加する事に決めました。

けれどヨーク考えると・・・・

日本語を教えた経験、ほぼナシ。(子供に教えたことあり)
日本の文化を紹介した経験、ナシ。
日本に住んでいたのは人生の中で10年。
自分でも日本語を良く間違える。

・・はて。

こんな奴がお金を払って学びに来ている人を相手に日本語を教えて良いものか?

けれど「OK!」と言ってしまった事実は取り消せない。
既に講義で使用する資料提出の締め切り日が近付いてるし。

そこで考えた。
南アの教育はアジアと比較して、地理&社会が非常に弱く、(数学なんて論外)
アフリカ大陸にいながら、他のアフリカ諸国の名前が言えない事もシバシバある。そんな日本がどこにあるか知らない人が多い南ア人を相手に、単純に1時間フルに日本語を教えてるのは避けたい。

南ア人にとって何が興味深いか・・日本について何を知りたいか・・

と考えるているうちに、私が長い間日本を離れ、「日本って凄い!」と関心した事を含め、初めて大企業に就職し、驚き学んだ、独特の日本ビジネス文化を教えよう!と思った。執拗までの名刺交換、会社・仕事に対する姿勢、プライベートと仕事との駆け引き・・・こういう事を、良く言うとフレンドリーでRelaxing、悪く言うと規律が無くいい加減の南アビジネス文化と比較すると面白いと思った。

初めての就職先で外国人と会議や取引をした場合に、相手の外国人がカタコトで「コンニチハ」と挨拶をする事によって空気が一瞬で和やかになった事を思い出して、1時間で会話が成立するほどの日本語を習得するのは不可能だけれど、日本語の簡単な挨拶を教えたら、将来日本人と仕事をする場合の「アイスブレイキング」になるはず。

そんなこんなでプレゼンを作り迎えた当日。

参加者みんなが熱心に講義を聞いてくれ、参加型のアクティビティーも南ア式に体を動かしたお陰か、笑いあり踊りありの楽しい物となりました。

後日Marcus Evansから送られてきた参加者のfeedback(アンケート)には、

「他の国の文化を学ぶことがこんなに楽しい事だとは思わなかった」
「日本に行きたい」

などの嬉しいコメントが書いてあり(涙)、セミナーは成功!
中には、「日本での就職先を教えて」という物も。
プロの方と比べると、順序も形式もメチャクチャだったと思うけれど、
人前で話す事がこんなに楽しく充実した物だとは思いませんでした。

将来の道を少し考え直したセミナーでした。
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by joburg | 2005-03-22 20:21 | ビックリ!
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